Scala 記法 & 制御構文
ドワンゴ社 新卒エンジニア向けのScala研修資料をやっていくもの
資料
記法
- 文字列を直接記述すると文字列自体の意味となる
- ifと記載すればifという意味になる
- 文字列をクウォートで囲んでも同様の意味となるが、通常の文字列とは別の意味を持たせるために用いる
- 'if'と記載すれば上記と同じifという意味を持つ
(
で囲んで文字列をグルーピングする('if' '(' ')')
はif()
を意味する- <条件式>のように
<>
で条件式を囲む - 要素の後の
+
はその要素が1回以上現れる事を意味する ?
は要素が0回または1回現れる事を意味する- 何らかの二つの要素の間の
|
は二つの要素どちらでも良い事を意味する
制御構文
- 構文
class
・val
・if
などのプログラムを構成するためのルール
- 式
1 + 1
、1
など評価して値になるもの
文
val i = 1
の様に定義全体として値を持たないもの
Scalaは文より式になることが多い
ブロック式
{}
で複数の式の並びを囲むとそれ全体が式となる
if式
while式
- Javaのwhile式と同じ
return式
- 早期
return
の様に使用してメソッドを抜けて記述を簡略化できる - メソッドを脱出する必要が無ければreturn文は必要ない
for文
yield
で値を加工出来る点以外は特段変わった点はなし
match式
- Javaでいうswitch文みたいなものだが、値の取り出しや型でのパターンマッチが可能